別荘といってもいくつかのタイプに分かれますが、たとえば一般的な戸建てタイプのほかにも、リゾートマンションに住む選択肢が挙げられます。リゾートマンションは戸建てタイプにはない特色がありますので、あらかじめ知ってかしこく活用するのがよいでしょう。
戸建て別荘と比較したときのリゾートマンションの特色
戸建ての別荘は単独の住宅であり、所有者が自由に改装や模様替えを行えます。いっぽう、リゾートマンションは複数の所有者が区分所有権を持つため、共用部分(通路や外構など)については、自由に変更できないという制限があります。
そのかわりとして、リゾートマンションの共有部分にはプール、ラウンジ、レストラン、テニスコート、大浴場などの施設も含まれます。このように滞在を支える施設が充実している点が大きな利点です。
もしもある程度の経済的な余裕があり、ランニングコストを気にする必要がない場合、リゾートマンションは快適な別荘として優れた選択肢です。最近では、リゾートマンションを老後の生活の場として購入する人も増えています。
気をつけたいリゾートマンションのランニングコスト
リゾートマンションの購入に「ある程度の経済的な余裕」という条件が付くのは、リゾートマンションは戸建て別荘よりもランニングコストが大きいことに起因しています。
リゾートマンションでは、たとえ実際には施設を使用していなくとも、月々の管理費、共益費や修繕積立金などがかかります。これらの費用は固定的に徴収されるため、もしも当初の販売価格が戸建て別荘より安価だったとしても、所有期間を通じたトータルの負担でみれば逆に高額になることがあります。
現在、バブル経済の時代に建てられた越後湯沢や苗場などのリゾートマンションの一部は、非常に低い価格で売りに出されています。これも高いランニングコスト(管理費や修繕積立金)が理由で、所有者が一刻も早く手放したいと考えた結果といえます。